嵐の夜のチェゲバラと同列にネコがいる。いつかネコ個体を救ってやるという夢がある。別段ネコが好きとかそういうんではなく縁のなかったものと逃れようもなく運命的な出会いをしたいとかそういうやつである。撥ねられたネコがいるからと言われ近づいたときなにかを期待し高揚している自分に気づく。助かりようもなく死んでいてなんだアンタはわたしの運命ではないのね、と正直すこし安堵して笑った。その方がアンタ幸せかもわからないよ。どうでもいいヒロイズムと下賤な道徳心にアンタが付き合うことないからさ。誰かの地雷であるということはこういうことだし、転がされたネコに嬉々として駆け寄る自分にヒいてもいる。なにかを救うには傷ついたなにかがなけりゃならないから、その存在を望んどるんやろな。いのちを所有する権利なんかぶっちゃけいらないよ全然。
PR